もふもふしている虫を見たよ

今日のイチオシ!
花粉に顔をつっこんでもふもふしている虫。
自然のものを見るのは本当に楽しい。

  


2014年09月27日 Posted by 香山ひまわり at 20:03Comments(0)日常あれやこれや。

思いがけない世界♪

車の窓ガラスが捕まえた
思いがけない世界に出会ってしばし
見つめる。

  


2014年09月27日 Posted by 香山ひまわり at 11:34Comments(0)日常あれやこれや。

大久野イルミネーション

9月24日、
夕方から12月に行われる、
日の出町の大久野のイルミネーションの
関係者の方々との打ち合わせへ行きました。

地区の方々が出演者の方に
「何かいいアイディアがあれば教えてください」と、とても真摯。
10周年だそうです。
きっと、みんなで知恵を出し合いながら、
イベント作ってこられたのだろうなぁ、
素敵だなぁと感じました。

エイサー、パントマイム、ヒップホップ、
とても楽しいイベント繰り広げられます。


香山ひまわりの「笑顔のためのショータイム」
も、楽しい雰囲気づくりのお手伝いができたら
嬉しいです。


ひまわり












  


2014年09月24日 Posted by 香山ひまわり at 21:37Comments(0)公演/企画の記録

東京都ヘブンアーティスト更新☆

東京都ヘブンアーティストという
ライセンスを保持しています。
東京都の公園などで、大道芸ができる
ライセンスです。

今年は残念ながら、
一度もこのライセンスを利用して
公演できなかったので、
更新のために活動するため、多摩動物公園に
行きました。(一度もやらないと取り消しになってしまいます。)

いいお天気で、
子どもたち、ニコニコニコニコしながら
見てくれました。
一番嬉しかったのは、
泣きべそかいてた男の子が
最後に笑顔になってかえってくれたこと。
ひまわりの芸はそれでよいです。

みんな見てくれてありがとう。


ひまわりの次の予約はアクロバットパフォーマーの健山くんでした。
なんと、長野在住!
わざわざ、東京まで偉いなー。
これはみていかなくちゃ!と、一回見てから帰りました。

バランス芸とトークで、
子どもたちはドキドキしたり、
クスクスしたり、立ち上がったり、
心が動いてたのが見れました。
安心して見ることができるパフォーマンス
でした。
これも、楽しかった!




せっかくなのでお願いして写真も
とってもらいました。

ありがとう☆



  


2014年09月23日 Posted by 香山ひまわり at 16:30Comments(0)公演/企画の記録

ひまわり

ひまわり 2014,9,23



私には師匠がいて、
「先生」と呼んでいる。


先生は清水きよしさんという
パントマイミストで、
言葉をまったく使わないで
身体でストーリーを表現する。

先生にはちょうどキグレサーカスで
働いている頃に出会った。

私は、キグレサーカスで
「ピエロのマルちゃん」という名前で
ショーに出ていて、仕事は好きだったし、
サーカスという生活時間の中で生きていた。
でも、舞台で思うように表現できなくて、
ずっと、「もっとうまくなりたい・・」が
自分の中で渦巻いていた。
そんなときにその場所のカルチャー教室で先生のマイム教室を見つけた。
サーカスは1場所に3ヶ月しかいないので、
ほんの数回しかいけないので
カルチャーの入会金とか高いなぁと
思った記憶がある。

その教室には、途中で、
自分のハムスターの話をしはじめる
少女とそのお父さん、普通の会社員の人のよさそうな人とか、背筋がぴんとなったパントマイム歴の長いおじさまとかがいらした。
ショーが終わってから、教室に行った。なんとも穏やかな時間が流れていた。
数回の間に自分の気持ちが動くのを感じていた。

この人に師事をしたい。

先生は能舞台を使って舞台公演をしていた。
「幻の蝶」という作品を見に行った。
マイムの小さな作品を集めた舞台。
今となってはなんの作品にどう思ったとか、
どうやって、川越から中野の舞台を見に行ったのか、まったく記憶の中にない。

ただ、気持ちが動いた。

これはその時にはじまったことではない。
気が赴くままに生きる20代だった。
知多から名古屋へ、名古屋から群馬へ、
群馬からモンゴルへ、
モンゴルからまた群馬に帰り、モスクワへ。
モスクワから、キグレサーカスへ。
そして、青梅へ。
時々ふるさと長野へ帰りながら、
ずっと移り住んできた。
いつでも何か熱情の中にいた。
いつも「もっとうまくなりたい」
と思っていた。

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あれから、4年。
先生はいっぱい助けてくれて、
いつも色々教えてくれていて、
いつも見守って、
いつも待っていてくれたのだけど、
私はあまり、上手に受け止めてこられなかった。
私はいつも、迷っていて、いつも、どこかで人と比べて、不安だった。
不器用すぎる私は何も「うまくならない。」と
焦っていた。

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昨夜、ポルトガルギターとマンドリンの
「マリオネット」というデュオのコンサートを
先生が青梅で企画して、お手伝いに行った。

マリオネットの音楽は、どこか異国からやってきた私の触れたことがないような音楽で、
可愛かったり、つややかだったり、
しんっという空白の余韻があったりして、
そこに海や船や町や場末のバーや私の中で
いろんな景色が広がる。

私は、なぜか、ある曲で、青春を冒険で過ごしたうちの夫が大陸を自転車で走り抜ける姿が音楽にのって見えてくる気がしていた。

コンサートの合間に先生はマリオネットの音楽と一緒に「ひまわり」という作品を演じた。

少年がひまわりのたねをまいて、
じっと待っている。ひまわりの声を聞いて
水をやったり、しながらじっと待っている。
まだかな、まだかな。と期待しながら
ずっと待っている。

・・・あんまり、書くより、みんなに先生の作品を直に見てほしいから、作品のことは、ここまで。

何回も何回も先生の「ひまわり」を見ているのに
今回の「ひまわり」は、私にとっていままでとまるで違っていた。
育っていく、ひまわりやぐっと蕾にエネルギーをためたひまわりや、そーっとだけど、力強く花が開いていくひまわり。ひまわりを大事に大事に思う少年の気持ちの流れがひとつずつ伝わってきた
------思わず涙がこぼれた。

パントマイムというのは不思議な世界だ。
見る側の気持ちの持ちかたひとつで見えてくる
世界が変わってしまう。
うまく言葉にできないのだけど、
今まで、パントマイムの世界を受け止めて、想像力の翼を広げられる自分ではなかった。
そこで、演じられる人の心の世界への共感って
私には全然なかった。
ここのところずっと、自然を見ていて、その変化やエネルギーを楽しんでいたので、
そこで表現されていない空白の部分を自分が想像して見ることができるようになったのかなあと 思ったりしている。

だから、どうというわけではない.....。
きっと、私の演技が急に変わるわけではないと思う。作品がどんどん作れるようになるわけではない。ただ自分の気持ちが一緒に動いたその感覚に妙に胸が熱くなっている。

「ひまわり」は、先生がつけてくれた名前。

先生は、パントマイムの作品と同じようにそっと種をまいて、
ずっと待っていてくれている気がした。

種をまくときから、その思いを込めて。

力強く私の花を。

私もそっと種をまけるひとに。

........... .そう思う。














  


2014年09月23日 Posted by 香山ひまわり at 08:20Comments(0)想いの小箱

余韻


むささびの余韻にひたる…

今日も一日よき日になりますように!(*^O^*)



  


2014年09月21日 Posted by 香山ひまわり at 07:45Comments(0)日常あれやこれや。

むささび


今日、日がくれてから、
この画面の右端の木から
左端の森まで、むささびが
スーっと飛ぶのを見ました。
なんて素晴らしい日だろうと
思うのでした。

  


2014年09月20日 Posted by 香山ひまわり at 23:22Comments(0)日常あれやこれや。

秋のはじめのスタッフな旅①

実りの秋ですね!




今回は、スタッフとしての旅の話を書いてみようと思います。

9月13日~15日まで、
おはなしマイム「一糸堂」さんの長野公演にスタッフとして同伴させてもらいました。

9月13日は、お二人の知人の山の中の集落で小さな小さな「おはなしマイム」。音響スタッフ。
9月14日は、黒姫童話館で「おはなしマイム」 舞台スタッフ。
9月15日は、豊野の特別養護老人ホーム「泉平ハイツ」での敬老会の「モコとシドロモドロフ大道芸」、見学。



私は、黒姫童話館では、生まれて初めての完全スタッフ!
照明、音響、客入れ、みんな一人でやらせてもらいました。
何回かブログで書きましたが、4年間、黒姫童話館で定期公演の中で、
裏方の苦労はまったく知らないままでした。
自分の公演で、いつもスタッフの方には迷惑をかけてきたということを実感!
お付き合いいただいてきた、Oさん、Sさん、本当にありがとうと心の中で思うのでした。

スタッフと演者では見えてる風景が全然違います・・・。
でも、一緒に舞台を創っていこうという気持ちは同じです。





今回の旅、何より、感激したのは、一糸堂さんの知人の長野の山の谷間に分け入った
集落に移住した方の生き方、そして、その山の中の古民家での小さな小さな公演、
更に星が降ってきそうな満天の星空のご褒美でした。
言葉にすると、なんとなく照れくさいのだけど
あー、生きているって本当に素晴らしいなー。
と改めて。



お二人の作品を見せたいと、ご友人の方が集落の方々に声をかけて、ざぶとんをひいて、
お茶を出して、灯りをともして。


シンドーさんの「愛について」。
一糸堂さんお二人でのニホンミツバチの話「みっちゃんとはっちゃん」。
マイムと共に穏やかに語られていくおはなしがまた温かく、
こんな場を共有できたことが幸せで、
舞台の原型というのはこういう形だったのではないか。
とお腹の奥の方からあったかくなりながら、思ったのでした。


あとで、この間パントマイムの合宿に行った時に見つけたニホンミツバチのはちみつ、
みんなでなめました。一つの花ではなくて、花、木、野菜、いろんな蜜を集めて、
キマグレで、汚染など住みにくいなーと感じると、すぐ移住してしまうというニホンミツバチ。
今はあまり養蜂はされていないそうです。

混じりけがなくて、いい香りで、口の中にほわっと甘みがひろがっていく
本当に美味しい!自然からの恵みでした。


「私たちミツバチはなぁ、一生かけてスプーンいっぱいのはちみつしかとれへんのよー」
お芝居の中に出てくるセリフです。
一匹のミツバチの一生分の蜜をいただいてしまいました。
感謝がいっぱいになりました。





続く・・・かも・・・。










  


2014年09月20日 Posted by 香山ひまわり at 08:37Comments(1)スタッフ記録

キンモクセイ。

匂いも届けられたらいいのに…。




  


2014年09月19日 Posted by 香山ひまわり at 12:40Comments(0)日常あれやこれや。

一人稽古☆

一人だと散らかしてしまう…
  


2014年09月19日 Posted by 香山ひまわり at 12:34Comments(0)稽古のこと。

しょうゆ豆って知ってる?

長野の公演のお手伝いごとの帰り道、
地元の松代によりました。

うちのゴーヤを茹でて、まぜたら、
すごく美味しかった。
しょうゆ豆って
長野の郷土食なんだって、
当たり前すぎて知らなかったー!

しょうゆ豆は、豆と麹とみりん、しょうゆなどが入った発酵食品です☆

長野の人はぜひ、買ってみてね。
松代のお味噌やさん「成田屋さん」のしょうゆ豆。

県外の人も長野にいった際はぜひ食べてみてほしい「しょうゆ豆」。

さて、旅のことは、もう少し、消化してからアウトプットしたいです*^O^*
またまた、いい旅をしました。
イヒ(*^O^*)

地震強くて怖かった…。
みんなが無事ですように。

  


2014年09月16日 Posted by 香山ひまわり at 17:58Comments(0)日常あれやこれや。

秘めたる美しさ

最近はまってるもの
咲く前のつぼみの美しさ…









これから咲くぞー
というエネルギーに満ちている。
  


2014年09月12日 Posted by 香山ひまわり at 13:40Comments(0)日常あれやこれや。

嘘のように赤いキノコ♪

ただ今、近所の公園はキノコのパラダイスです。
ちょうどタマゴダケが卵から顔を出したところでした!嘘のように赤いキノコ♪!


  


2014年09月11日 Posted by 香山ひまわり at 20:38Comments(0)日常あれやこれや。

宮城県亘理郡山元町へ④

赤い鼻と共に。


「被災地支援公演」ということで、声をかけていただいて訪れた宮城県亘理郡山元町。
徒然と書いてきましたが最後に公演の話を書いて終わりにします。

今回は花釜区の夏祭りの中でのクラウン(道化師)の回遊型のパフォーマンスが依頼の内容でした。
私は、赤い鼻と共に行きました。



仮設や避難先から帰って来て生活を始めようとする方々の手によって、
この地区でのお祭りがはじまって2回目。
決して震災の前には戻らない時間の中で、
少しずつ新しい地域のあり方を創っていこうという営み。
立ち会えことが嬉しかった(^^)

この支援団体の方のお二方もなかなか頼もしかった。
「パフォーマンスの始まりは6時?6時30分から?「意向を聞いてみます。」
そろそろ終わる?終わらない?お見送りもできますよ。「意向を聞いてみます。」
必ずそう言って、区長さんに確認しにいく。
あくまでも、お祭りは、町の人のもの。その姿勢がいつでも垣間見えて、
いつの間にか私にも伝播してくる気がしていた☆彡


登場!

盆踊りがはじまって、それぞれに踊ったり、食べたり、飲んだりしはじめた頃から
会場におじゃまする。会場を回りながら、いろんな人にご挨拶。
マジックバルーンやパントマイムを使いながら、緩やかに遊んでいく。



子どもが笑う、大人が笑う。
ちょっぴりシャイな子どもたち。
プードルのしっぽが膨らむのが楽しくて、何回でも何回でも、ずっとやってる女の子。
彼女を中心に笑顔が広がる。



「一つだけだよ。」伝えたら、困った顔をして、
じっとしている女の子。
ちゃんと聞いたら、「弟」がいるの。」との答え。
「あー!!」慌てて作ってプレゼント。
伝わったときの嬉しそうな顔!


大人が笑う。子どもが笑う。
ずっと、あとをつけてくる兄弟。「この子たちなんでこんなに好きなのかしら・・・。」とお母さん。
思わず顔を見合わせて一緒に笑う。



風船のふくらましをお願いしたお父さん!見事に風船、口で膨らます。
みんなで一緒に拍手喝采!

支援団体の方にも容赦なく、子どもとのあそびを振っていく・・・
受け止めて一緒に遊んでくれる素敵なお兄さん(^^)

支援とか子どもとか大人とか遠くから来たとか、
そういう枠組みを越えて、みんなで笑える時間っていいな。


盆踊りの輪の中へ。


輪っかを投げたり一緒に踊ったり。
傘を頭にのけってバランスをして見せたり。
子どもたちが盆踊りの輪の中に入ってきてくれる。
あんまり踊るの上手でないけど、みんなの中に入るのは楽しい。
子ども、親、地域の人とのコミュニケーションがそっとつながっていきますように・・・。

終わりに一緒にショータイム。
町の人も一緒にかつらをかぶって、皿回し。



控えへ戻る帰り道、自転車乗ってあそびに来た中学生くらいの子どもたちに
「なんだこいつ。」という目で見られる。「あーそういうお年ごろ」なんて嬉しくなる。

そんな感じであっと言う間の二時間弱。

私ができることは、ほんの小さなこと。
同じように道化師として生きる人たちと比べても、特別なことはほとんどできない。
ただ一緒に笑ったり、驚いたり、楽しんだり。
そんな赤い鼻の道化の存在がお役にたてたら、それでよかった。
みんながいろんな辛い時間をくぐってきて、今、ここに集って来ている。
一緒に笑える時間がそこにある。そのことが本当に心から嬉しかった。






嬉しい時間に呼んでいただいて、素敵な時間を一緒にすごさせて頂いて
本当にありがとうございました。


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見たこと聞いたこと感じたことをみんなに伝えたいなと思い、4回にわたって書きました。

東日本大震災のそれぞれの被災地ではそれぞれの状況の中で、
それぞれに違った形の時間を過されているのだと思います。
地震、津波、原発の被害・・・。終わることのない時間の流れを感じています。
とにかく気持ちを持ち続けること、学び続けることは続けていきたいです

現地で支援を続けられている方、被災直後から通われている方、
たくさんの場所を回られている舞台芸術関係の方々もたくさんいる中で、
今回、一日だけぽっと訪れた私が何を生意気なことを・・と
自分自身の中ではとても感じながら、書きました。
この経験をわすれないために・・・。

書いている間にブログを媒介に被災地にまだ行ったことのない方や
被災後に行かれた方、いろんな方と話をできて嬉しかった~(^^)
「対話が宝物。」と改めて感じました!

呼んでくださった山元町花釜地区のみなさん、支援団体の方、声をかけてくださった
「子どものための舞台芸術創造団体」の方々、みなさん本当にありがとうございました。


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おまけのおまけ 余計な一文(^^)

道化師として赤い鼻でパフォーマンスするようになってから、
気がついたら、もう15年になりました。サーカスの道化師を経て、
舞台を志してパントマイムの先生に師事してから4年。
今は赤い鼻をつけない表現もするようになって、パフォーマンスが仕事になって、
お金をいただくようになって、時々ルーティーンワークになって・・・・。
忘れていた初心が帰って来たきがした。
これからも、みんなと一緒にいっぱい笑っていきたい・・・
おなかの底のほうから、そう思いました。

あー振り返ったら、思い込みの連続で、
たくさんの人に失礼なことをしたり、迷惑をかけたりしてきた
自分の生き方を反省しつつ、でも、未来に向かって
また頑張りたいと思っています(^^)
応援のほど、よろしくおねがいしますー!

ひまわり


  


2014年09月08日 Posted by 香山ひまわり at 22:56Comments(0)公演/企画の記録

匂いの主を探したら…

あーーいい匂いて
匂いの主を探したら、
キンモクセイ♪


舞台の新作作ろうと思っています。
……思いながら、色々やっています。

  


2014年09月05日 Posted by 香山ひまわり at 20:58Comments(0)日常あれやこれや。

宮城県亘理郡山元町へ③

私の見たこと、聞いたこと、書きたいなと思って
書き始めた山元町第三弾。


最後に漁港に行きました。
40隻の船が津波すべて流されてしまった漁港。
新しい船が6,7隻ほど停泊している様子を見ました。
海の中の瓦礫の話を聞きました。
海の中のことまで思いがいっていなかったこと気が付きました。



名物はほっき貝!昼にコロッケで食べました。
各店舗で取り組んでいるのだそうです。


食べたお店は 「花膳」さん。
本当に美味しいお店。
面白いご主人がいる。なんだかまた会いたい人。
食後にご主人「なぁそば食べる?」
Wさん「いやー、今は・・」
ご主人「蒔いたんだよ」
「う、ん?」
おそば私も食べにいつか行きたいなぁ。


何にもなくなった人の生活の匂いのしない場所から、
町の方に移動。そこに生きている感じ、生活の匂いが町からしてきて、
本当にほっ。

みんなの写真館で、写真や新聞記事で被災のいろんな様子を見たり。


山元町の復興支援センターでお茶を飲ましてもらったり。

人あたりのいいおばちゃんたちがお店番してる
地元の美味しいものをいっぱい売っている「夢いちごの郷」でおみやげかったり。


夜の盆踊りのやぐらを組んでいる町の人の様子になんだか
こちらもウキウキしたり。




たった一日の滞在で、案内してくださったADRA JAPANの
お二方のおかげでたくさんの場所に行かせてもらいました。
このお二方の支援に向き合う姿勢やお話もとてもよかったのです。
一段階では、支援におんぶにだっこな状態。
2段階は一緒に。という段階。
今は3段階目はお任せして、足りない部分に協力する時期。・・・と。

美味しいものがある。
人がそこで生きている。
いい笑顔がある。
すごく嬉しい。

次回、そろそろ、自分の仕事の話を書いて、報告終わろうと思います。









  


2014年09月05日 Posted by 香山ひまわり at 08:54Comments(0)公演/企画の記録

青梅の街角から…仙人草とい…

青梅の街角から…
仙人草というそうです。
夏の終わりに甘い香りで嬉しい気持ち。


  


2014年09月04日 Posted by 香山ひまわり at 20:38Comments(0)日常あれやこれや。

贈り物

樹の上から落ちてきました。
夏と秋のバトンタッチの音がしました。

  


2014年09月04日 Posted by 香山ひまわり at 20:27Comments(0)日常あれやこれや。

宮城県亘理郡山元町へ②

引き続き、この夏訪れた山元町のことを書いてみようと思います。

山元町の中浜地区では137名が死亡、
285棟あった家屋が流出と聞きました。
言葉がありませんでした。



 「坂元駅」へ


中浜小学校の次に向かったのは、
JR常磐線「坂元駅」
 駅施設及び、線路が流出し、現在は解体されて、駅のホームだけが残っています。


解体される前の様子の写真の看板がたてられていました。


ホームから、海岸線を臨みました。
遥か彼方です。


瓦礫の処理が終わり、
自分が立った場所の前も後ろも左右も
まったく何もない、ただの野原。
想像していた以上の状況に思わず、立ち尽くしました。


震災前からたっていた町内の案内版。
そのまま残っていました。

中央を走る道路は国道6号線。この道路を越えて津波が到達した場所もあるとのこと。


町にあった2つの小さな常磐線の駅は、内陸部に移転予定。
まだ復旧しておらず、代替バス。通学、通勤の足である車の路線が復旧していない現状は、
地域で再び生活をを再建するかどうかの判断に大きな影響を及ぼしているそうです。
被災した跡地は、地域ごとに防災緑地とする予定地、修繕して住んでよい場所、
新築が可能な場所など分けられているそうです。

帰りたくても元の場所には帰れない人。
新たな場所で生活を始めた人。
修復して、町内で生活を始める人。
仮設住宅で生活する人。
色々な立場や状況や思いがあるのだろうなと思います。
決して、震災の前には戻らない時間。

今、東日本大震災の被災地が置かれている状況は離れた東京にいる
私が頭で考えているものとは違った。そう強く感じました。

たくさんの「今」を生きる笑顔に会いました。
一緒に笑える「今」を創っていける人になりたいなぁと思いました。




続く予定・・・・です。  


2014年09月03日 Posted by 香山ひまわり at 09:57Comments(0)公演/企画の記録

宮城県亘理郡山元町へ ①

2014年8月、「子どものための舞台芸術創造団体の会」のご紹介で、
東日本大震災被災地支援のボランティア公演に行きました。

宮城県山元町花笠地区の夏祭り会場で、赤い鼻で、回遊しながらコミュニケーション、
みんなでたくさん笑って、楽しい時間でした。




震災以降初めて東北を訪れました。
現地の支援団体一つADRA JAPAN の方から、
公演の前に津波の跡を案内していただきました。
テレビやニュースで、被災のこと、知っていたはずなのに
まったく感じていなかったのだ・・・・・自分の中の何かがぽんっと外れるような音がししました。
見たこと、聞いたこと、感じたこと、何回かにわけて、書いてみようと思います。
(案内していただいた際のメモを参考に書きます。事実誤認があるかもしれません。お許し下さい。)




中浜小学校

最初に訪れたのは、「中浜小学校」です。


中はこのような状態です。


海岸線よりずっと内陸の方ですが、この小学校まで津波が到達しました。
高い山際に全員を避難させるのは時間的に無理だろうと校長先生が判断し、
2階建ての校舎の上にある小さな部屋に子どもたちと、地域の避難してきた方々全員が避難をしたそうです。


この部分↓




部屋の中では地域の人たちが窓際に子どもたちを真ん中へ。
津波の様子を子どもたちに見せないようにしたそうです。
津波の様子を一人、校舎の屋上のデッキに出ていて見ていた校長先生、「判断を誤ったか」と思ったとのこと。
校舎よりずっと高い位置に波があったから・・。
だけど、だんだん、水位が下がり、津波が到来したのは、校舎の2階部分まで。
写真の青いラインが津波の到達点です。一番最初の写真でもう一度確認してみてください。



小部屋に避難していた90名全員が助かったそうです。


現在、中浜小学校は、坂元小学校と統合され移転。
被災した校舎は、現在、震災遺構として残す方向で保存方法などが
話しあわれているそうです。
住民の7割の方が賛成、3割の方が反対と聞きました。
反対の方もそれぞれの想いがあって、決して否定できるものではないのだと思います。

ただ、津波とかけ離れた場所にいる私にとって、
そこで起こった出来事を強く感じさせてくれる建物でした。
可能であれば、よい形で残していってほしいと思いました。



  


2014年09月01日 Posted by 香山ひまわり at 18:47Comments(0)公演/企画の記録