紙芝居のはじまりはじまり
右手和子さんの「紙芝居のはじまり 」を読む。
去年、黒姫童話館で、つかはらしげゆきさんの紙芝居の実演についての公演を聞いた時に紹介されていた本。
この本を手に取ったのは仕事半分、プライベート半分。
来年早々は保育園の屋内公演が決まっていて、
産前の公演は、あんまり、年齢層とかやり取りとか意識できなかったけれど、
少し意識的に小さな子どもたちのために…のベクトルを広げてみたい。
息子にもテレビだけじゃなくて、人間が手渡す表現と共に育ってほしい。と思って読み始めた。
子どもたちのために… は、色々魅力的な表現や演出方法や工夫がつまっている。魅力的な世界だなぁと思う。自分の表現に取り入れてみたいなぁ。
子育てに取り入れられるかは、紙芝居って読み聞かせと一緒で、複数で見るのが前提だから、一緒に見てくれる子どもたちがいないと… 集めるとかイベント化するとか、サークルとかじゃなくて、もうちょっと自然発生的に〜が理想。いずれ…。
最近、聞こえない子どもたちのことを考えさせてもらう機会があったのだけど、
紙芝居+手話も面白そう。でも、その場合、手が奪われちゃうから、抜いたり絵を動かす人と手話で伝える人と複数でやったら効果的かなぁとか、勝手に色々考えた。
余談
うちの夫が棚の上に置いてあるこの本の写真を見て、「この人(著者)、あなたに似てる…」と。そうかな…。
読書記録 久しぶりに…

昼寝をしたので本を読むことにしました。
開いたのは
角野栄子さん「キキに出会った人びと」、魔女の宅急便シリーズの周辺の人物たちの物語。
読み終えたら、なんだか優しい気持ちになりました。
改めて、魔女の宅急便シリーズも読みたいなぁ。
「言葉のない表現をするのに言葉が足りない」と感じ始め、少しずつ、言葉を鍛えたいと思う今日この頃。
子育て
品田知美
<子育て法>革命
親の主体性を取り戻す
中公新書
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偶然、図書館で手に取ったこの本、
面白かった。
子育てをあえて技法としてとらえ、
社会学的な視点から、論文化したものを
文庫本にした本。
西洋式育児
日本式育児
そして、現代の超日本式育児
色々な視点から育児の価値観の
変遷をたどっていて、
一口に育児といっても時代、
環境、仕事というなかで全く違う考え方が
あることが系統的に並べられていて、
読むとあーなるほどな〜
だから、この世代のこういう仕事をしてきた
人たちは、こういう風にアドバイスをしてくれるのだな〜とか、
だから、育児書にはこうかかれているのだなぁとか、知ることができた。
母子健康手帳副読本(母子手帳と一緒にもらう)の記載ひとつとっても、時代や人によって
正反対のことが言われていたりして、
今は他にも外国の育児の価値や伝統的な価値、高度成長期のなかで、仕事をしながら子育てしてきた親世代の価値、それらの情報が一気に押し寄せてきているようで、みんながこうしているという育児のあり方の定まっていない時代なのだなぁと思った。
親がある程度、考えて選択してあげる必要があるのだと思った。
自分が育てられてきた環境や出会ってきた人たちを基準にこうあらねばならないと色々思い込んでいたので、自分とパートナーの二人の親としての主体性を感じて、何となく、ちょっと、ワクワクした。
このワクワク感は、親としての責任というドキドキ感とセットだと思う。
読めてよかった。
・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…
2015年05月19日 Posted by 香山ひまわり at 17:51 │Comments(0) │読書記録
散歩
一番の趣味は
散歩かもしれない…(^^)v
目的地を決めて歩いて行くのも
いいし、
ただこの辺を歩こう♪と
決めて行くのも楽しい。
昨日は、
一冊の文庫本をお供にした。
CWニコルさんの
「風を見た少年」
この本を読見終えて再び歩き始めたら、
私にも、ほんの少しだけ風が見える気がした。
講談社文庫から、
出ています。
お勧めしたいです。
ひまわり
2015年05月06日 Posted by 香山ひまわり at 08:36 │Comments(0) │読書記録
読書記録:ハルさん
最近、つわりもあって、家にひきこもりがちなので、
ここぞとばかり、本を読んでいます。軽いファンタジーから、新書まで、
ルンタッタしながら読んだり、うーんてなったり、せっかくなので、読書記録も書いたらいいんじゃないか。
と思い、パソコンを開きました(^^)仕事とはまったく関係ないお遊び☆どのくらい続くかな・・・。きまぐれに。
最初の一冊
「ハルさん」 藤野恵美 創元推理文庫
どちらかと言うと、児童文学というジャンルです。
奥さんを早くに亡くした人形作家さんの子育てのおはなし。
お父さんの視点で書かれているのだけど、
そのお父さんのテンポが穏やかで心地よい。
テンポよく読み進めていって、
読後に「あー、この本を読んで楽しかったなぁ。」
て感じた一冊。