大きな石
昔何かの本で 大きい石の話しを読みました。
小さい石と大きな石をコップの中に先に大きな石を入れる方がよい。という話。
小さい石を詰めていったら、大きな石を入れようとしたら入らなくなってしまう。まずは大きい石を入れて、あとは小さな石を詰めていけばよい。
なるほどな。
と。思い、いつも私の生き方の指針にしています。私という器がいれられるものは限られている。まずは大きな石(意志)を投げ込んで、生活の中の細々したことは、丁寧に詰めていこう。と思います!
さて、今日は茨城県古河市へ。和妻の和田奈月さんとご一緒です。今日は私も和をモチーフにした衣装で軽業曲芸、楽しくお届けいたします。
香山ひろみ
小さい石と大きな石をコップの中に先に大きな石を入れる方がよい。という話。
小さい石を詰めていったら、大きな石を入れようとしたら入らなくなってしまう。まずは大きい石を入れて、あとは小さな石を詰めていけばよい。
なるほどな。
と。思い、いつも私の生き方の指針にしています。私という器がいれられるものは限られている。まずは大きな石(意志)を投げ込んで、生活の中の細々したことは、丁寧に詰めていこう。と思います!
さて、今日は茨城県古河市へ。和妻の和田奈月さんとご一緒です。今日は私も和をモチーフにした衣装で軽業曲芸、楽しくお届けいたします。
香山ひろみ
2011年10月29日 Posted by 香山ひまわり at 09:24 │Comments(0)
響いてくるもの
昨日は パントマイムの清水きよし先生の幻の蝶の舞台でした。
梅若能楽院での、この舞台を見るのは三年目になります。
一年目はまだサーカスにいました。二年目からはお手伝いをさせてもらっています。
今年は初めて正面から見せていただいて、能舞台の綺麗さが心に残りました。
毎年 見るたびに気になる作品 や シーンが違います。
全部見終わったときの 心もちも違います。
そして、次の日目覚めたときの気持ちが違います。
さらにそのあと、ものを見たときに、あ、あの柿の色はこんなのかな。気持ちはこんなのかな。自分の気持ちと舞台の気持ちがすっとあったときに、舞台の余韻が響いてきます。不思議な感覚。そのときその場が愉しいという舞台と違うんだよなぁと思います。(もちろん笑える部分もたくさんあるのですが)。見えない部分もあります。パントマイムって、そのものを知らないと見えないの。あれはなんだったのだろうな。と。思いながら一年過ごすこともあります。作品の人の解釈を聞いて自分が思っているものと違って、びっくりすることもあります。
私は私の今の気持ちや考えを知るために 先生の舞台を見てるのかもしれません。
今年は「幻の蝶」の作品が圧倒的に自分の変化を教えてくれた。
去年までは、幻の蝶を追い求め、見つけたときには手に入れられず死んでしまう人生はばかみたいだな ってそればかり思っていた。人はどうして、そんな風に生きてしまうのだろう。と。(実は一年目に見たときには結局、見つけられなかったと思って見ていた。何故かたくさんの蝶がいっぱい私の目にうつっていて、その中には幻の蝶はいなかったの。最後の蝶は、幻の蝶なんだけど、そんな憐れな人を包みこむように羽ばたいていく。そんな感じに見ていた。)
今年はそんな人生もよいかな。と思った。決して必死になって探すのは、ばかみたいではないと思った。それが人が生きるということかもしれないし、それは憐れかもしれないけど惨めではないなと思いました。
どこかで、そういう風に何かに一途に必死に生きる人を私は馬鹿にしてたかもしれないし、そんな生き方に淡い憧れを抱きつつ、どこか安全な高見から見下ろして、自分がそういう風に生きることを否定していたかもしれません。
最後の蝶の羽ばたきが余韻を残し、目を閉じるとまぶたの裏に映ります。
今年は追い求めた人生の美しさみたいなものをその幻の蝶の羽ばたきの中に見た気がします。
まだ言葉にならないものを言葉にしてみました。
言葉にすると、そうじゃない、こうも感じていた。。。一つの作品を通して、あれこれ想いを馳せている自分がいます。
来年も 見たいな。
来年の自分は幻の蝶をどう見るのかな。。。楽しみです。
あ、
演者としての目はまた別なのです。
「あ〜あ
こんな風に演じらればいいな。」「こんなこころをあったかくする作品が作れたらいいのになぁ。」
欲がいっぱい。
私もがんばるぞ〜〜!
2011年10月24日 Posted by 香山ひまわり at 11:48 │Comments(0)
たわわな柿
一週間、本当に放心が続いていましたが、いつまでも放心してるわけにもいかないし、そろそろ始動です。
青梅は 少しずつ秋色

たわわに実る柿に 季節を感じて嬉しくなったり、今年の終わりの声を感じて少し焦ったり。冬支度を始めたり。気持ちは来年に飛んでしまったり。もの思う秋です笑

今年もあと二ヶ月ですね。
香山ひろみ

2011年10月17日 Posted by 香山ひまわり at 19:51 │Comments(0)
放心状態。
定期公演として ワンシーズン続けさせてもらった 黒姫の公演が 昨日で終わり、ちょっと放心状態にいます。
童話館の方に「来年も」と言っていただき、うれしい気持ちがいっぱいです。
サーカスを退団してから一年半、たくさんの出会い と 仲間たちの支えがあって 公演活動を続けてこれたことに ただ感謝です。
昨日はサーカスの時から応援していただいているお客さん、妹の新しい家族、みんなが見にきてくれるという すごく嬉しい出来事もありました。
自分がやりたいなぁと思っていたお話のスタイルの舞台作品。これを上演することは、不安もいっぱいでした。初めからキャラクターとしてクラウンが登場して見せていくショーのスタイルとは違い
、劇中にショーが出てくる不思議な形式。
言葉にうまくできないから表現を続けている部分もあり、言葉にすると嘘っぽくなってしまうかな。。。
私はこの舞台をやりながら、
ショーのシーンに登場する道化以上に、普通のおばあちゃんという人間の中に、掃除という日常の生活の中に クラウンとして多くのことを見出だしているきがしています。
香山ひろみ
童話館の方に「来年も」と言っていただき、うれしい気持ちがいっぱいです。
サーカスを退団してから一年半、たくさんの出会い と 仲間たちの支えがあって 公演活動を続けてこれたことに ただ感謝です。
昨日はサーカスの時から応援していただいているお客さん、妹の新しい家族、みんなが見にきてくれるという すごく嬉しい出来事もありました。
自分がやりたいなぁと思っていたお話のスタイルの舞台作品。これを上演することは、不安もいっぱいでした。初めからキャラクターとしてクラウンが登場して見せていくショーのスタイルとは違い
、劇中にショーが出てくる不思議な形式。
言葉にうまくできないから表現を続けている部分もあり、言葉にすると嘘っぽくなってしまうかな。。。
私はこの舞台をやりながら、
ショーのシーンに登場する道化以上に、普通のおばあちゃんという人間の中に、掃除という日常の生活の中に クラウンとして多くのことを見出だしているきがしています。
香山ひろみ
2011年10月10日 Posted by 香山ひまわり at 10:11 │Comments(0)
コスモス
黒姫コスモス園。
写真は9月公演のもの。高原の秋の気候は最高に晴れ渡り、思わず、幸せ、幸せを連発してしまいました。
今回は少し寒くなってきたなぁ。コスモスも葉っぱが枯れて来ちゃったなぁという感じですが、まだまだ楽しめます!


写真は9月公演のもの。高原の秋の気候は最高に晴れ渡り、思わず、幸せ、幸せを連発してしまいました。
今回は少し寒くなってきたなぁ。コスモスも葉っぱが枯れて来ちゃったなぁという感じですが、まだまだ楽しめます!


2011年10月08日 Posted by 香山ひまわり at 17:22 │Comments(0)
黒姫で一息
ふっと見たら、前回の投稿から一ヶ月も過ぎて、あっという間に冬将軍の足音がすぐそこまで聞こえて来るような寒さかま近づいてきました。
この間は休む暇なく働き続けた感じで、疲れが溜まりすぎてか、いきなり舞台当日に38度代の熱が出たりもしました。 スタッフや共演者(そのときは複数公演でした。)として支えてくれる仲間の存在が心強かったなぁ。
が、なんとか今年最後の黒姫公演まで行き着くことができました。黒姫は前日にきているので、忙しい時間の流れから解放されて、ホッと
一息です。
明日も、今年の黒姫公演を通じて育ててきた作品。「おばあちゃんの秘密」を上演していきます。
10月9日(日)11 時から、13時30分から、15時から。黒姫童話館。童話館の入場料だけで観られます。
写真
小林一茶
信濃町は小林一茶の出身地です。
