秋のはじめのスタッフな旅①

実りの秋ですね!




今回は、スタッフとしての旅の話を書いてみようと思います。

9月13日~15日まで、
おはなしマイム「一糸堂」さんの長野公演にスタッフとして同伴させてもらいました。

9月13日は、お二人の知人の山の中の集落で小さな小さな「おはなしマイム」。音響スタッフ。
9月14日は、黒姫童話館で「おはなしマイム」 舞台スタッフ。
9月15日は、豊野の特別養護老人ホーム「泉平ハイツ」での敬老会の「モコとシドロモドロフ大道芸」、見学。



私は、黒姫童話館では、生まれて初めての完全スタッフ!
照明、音響、客入れ、みんな一人でやらせてもらいました。
何回かブログで書きましたが、4年間、黒姫童話館で定期公演の中で、
裏方の苦労はまったく知らないままでした。
自分の公演で、いつもスタッフの方には迷惑をかけてきたということを実感!
お付き合いいただいてきた、Oさん、Sさん、本当にありがとうと心の中で思うのでした。

スタッフと演者では見えてる風景が全然違います・・・。
でも、一緒に舞台を創っていこうという気持ちは同じです。





今回の旅、何より、感激したのは、一糸堂さんの知人の長野の山の谷間に分け入った
集落に移住した方の生き方、そして、その山の中の古民家での小さな小さな公演、
更に星が降ってきそうな満天の星空のご褒美でした。
言葉にすると、なんとなく照れくさいのだけど
あー、生きているって本当に素晴らしいなー。
と改めて。



お二人の作品を見せたいと、ご友人の方が集落の方々に声をかけて、ざぶとんをひいて、
お茶を出して、灯りをともして。


シンドーさんの「愛について」。
一糸堂さんお二人でのニホンミツバチの話「みっちゃんとはっちゃん」。
マイムと共に穏やかに語られていくおはなしがまた温かく、
こんな場を共有できたことが幸せで、
舞台の原型というのはこういう形だったのではないか。
とお腹の奥の方からあったかくなりながら、思ったのでした。


あとで、この間パントマイムの合宿に行った時に見つけたニホンミツバチのはちみつ、
みんなでなめました。一つの花ではなくて、花、木、野菜、いろんな蜜を集めて、
キマグレで、汚染など住みにくいなーと感じると、すぐ移住してしまうというニホンミツバチ。
今はあまり養蜂はされていないそうです。

混じりけがなくて、いい香りで、口の中にほわっと甘みがひろがっていく
本当に美味しい!自然からの恵みでした。


「私たちミツバチはなぁ、一生かけてスプーンいっぱいのはちみつしかとれへんのよー」
お芝居の中に出てくるセリフです。
一匹のミツバチの一生分の蜜をいただいてしまいました。
感謝がいっぱいになりました。





続く・・・かも・・・。










  


2014年09月20日 Posted by 香山ひまわり at 08:37Comments(1)スタッフ記録

スタッフ記録

3日間、勉強のためにスタッフを引き受けた。
徒然と記録。

7月25日1時日野へ。道具の積み込みをして同乗者を乗せて東中野のポレポレ坐へ移動。
途中で、事故渋滞にあい、調布まで5分が40分かかる。降りることもできないし、にっちもさっちもいかない。
あとで、ほかのスタッフの方に「現場へ向かうときは、高速はつかわないほうがよい」と教えていただく。
何かあったときにほかに逃げ道がないからということ。
下道ならば、例えば車をおいて電車でいく。例えば脇道を探す。同乗者の出演者だけ、公共機関で行ってもらう。
など、ほかに選択肢があるからだそうです。なるほどなーと思う。
急がば回れということか。と思う。

もしかしたら、生きるということも同じかもな なんて、大きいことを今、思った。
最短コースは、ゴールまでの距離は近いかもしれないけれど、ほかに選択肢がなく、どこかで行き詰まったら、ほかに道がない。
ゆっくりゆっくりの下道コースは、行き着くまでにいくつも道があるのかもしれないな。と、焦って最短コースを選ぶよりも
時間がかかるように見えるかもしれないけれど、選択の幅を残しながら、進んでいけたらいいな。
なんてね。

ついたのが4時あらかたの仕込みはありがたいことに終わっていて、通し稽古をしながら照明を担当させてもらう。

7時30分開演。会場は満席だった。
出演者の一糸堂さんのお人柄もあるな。と思う。

照明は、どきどきしながら無事に務める。
小心者なので、FOなどがちゅうちょなく、ずばっとできない。
はっきりしっかり、お客さんに意思を伝える。演者でも、スタッフでも同じ。

公演終了後、バラシ。これまた色々ほかのスタッフの方に教わる。
自分の照明機材が最低限の使い方がわかった。
このような機会を与えてくれた一糸堂さんに感謝。

26日お昼から長野へ向かう。
黒姫童話館の定期公演。今年は5月一回だけの私の公演のお休み期間に公演を引き受けてくださったのは
引き続き一糸堂さん。今回、私はスタッフ。しかし、私は、照明、音響機材の仕込みなどがちんぷんかんぷんなので、
長野の知人に助けてもらう。スタッフになると、また童話館の舞台が違って見えてとても楽しい。
階段の置く位置、照明など工夫するだけでずいぶん作品の見え方が違う。
照明機材、音響機材の仕込み方も学ぶ。
三年間黒姫の舞台をお借りしてきて、スタッフ側の苦労はまったく知らないままだった。
よいスタッフに恵まれてきたことに本当に感謝です。


終演は16時、それから片付けをして、17時→信濃町→日野→青梅 帰宅。

本当に多くのことを学べて楽しい時間でした。

自分の舞台をつくるために、よりよいものにしていくために、まだまだ学ぶことはたくさんあります。

公演もスタッフも企画も 仕事の中で学ぶことも多いのだ。と感じています。

また頑張るぞ!


ひまわり







  


2014年07月27日 Posted by 香山ひまわり at 23:19Comments(0)スタッフ記録

中野ポレポレ坐へ


夕方から、中野のポレポレ坐へ。
友人の一糸堂さんのライブのお手伝いを今週末にするので、
その稽古に参加させていただく。
照明はひまわりの機材を使う。
まだ使いこなせないので、色々教わりながら、仕込んだり、
操作したりする。
いつもサポートしてもらってばかりなので、サポートする側にまわる
と色々勉強になります!よい機会をいただきました。



一糸堂さんのホームページはこちら。
http://www.geocities.jp/isshido03/

ライブの情報はこちら。
http://za.polepoletimes.jp/news/2014/03/2014725.html  


2014年07月22日 Posted by 香山ひまわり at 01:27Comments(0)スタッフ記録