初めての110番

昨日、家に帰る途中で、道に迷ったご老人に出会いました。

日がとっくにくれて、寒さもまして
きているのに
毛布の入ったカバンをもって、たちど
まっていたので心配になり、声をかけました。

家に帰れなくなったの。
と、おっしゃったので、
おまわりさんに電話しましょう
と話し、110番をしました。
生まれて初めての110番でした。

お名前や住所がわかり、無事にうちに
おくってもらうことができたようで、ほっとしました。

認知症だったのかなぁ。

警察の方が来るまで、少しお話しをして
待ちました。
あなたに会えてよかったわ
という言葉をきいて、そうやって、
寄り添える心の余裕が自分に
あってよかったなと思いました。

見かけたとき、一瞬、面倒なことに
関わりたくないなという思いが心をよぎったのも事実なのです。
寒くて一刻でも早く家に帰りたかったし。

でも、でも!!
地域で人が暮らしていくというのは
やっぱり人と人の関わりで。
お互い様。

そんな気持ちを忘れずにほんの少しの勇気をもっていきたい。
そんな風に思った夜でした。

香山ひろみ


  


2011年12月20日 Posted by 香山ひまわり at 01:21Comments(2)

子どもたちの目

大学時代の友人が企画をしてくれて
静岡市内の児童館へ行きました。

今回は公演ではなく、講演。

「好きなことを仕事にするには」
友人がそんなテーマをくれました。
最初に小さなショーを見てもらい
お話させてもらいました。

話すのは本業ではないので、むずかしかったです。パフォーマンスに入ると
子どもたちがぐいっと集中してみて
くれているのがわかる。
お話になると、注意が散漫になる。
子どもたちは正直です。

ピアニストになりたい、おかし屋さんに
なりたい、教えてくれた子どもたちの目はまっすぐで、素敵だなあと思いました。

怪我したことないの?
率直な質問に、嘘をつきたくないなと思い、昔、無理をして怪我をしたことを言いました。
「げげ、あるのかよ」これまた、とっても素直な反応でした。

公演以外の形で子どもたちと関わる。
貴重な体験でした。

香山ひろみ
  


2011年12月18日 Posted by 香山ひまわり at 07:24Comments(0)