もしもあのとき
障害を持つ人たちが 自分たちが取り組めるパフォーマンスに頭を捻っていて、参考にしようと、サーカス学校時代のなかまと創った公演のビデオを見返しました。
ついでに自分の学校時代のビデオも見ました。
芸に真摯に向き合っている自分がいました。等身大の一輪車での階段くだりなど、今はできないトリックもやっていました。五年くらい前のビデオかなぁ。
もし、モスクワから帰ったあと、迷わず、あの芸にもう一度真摯に向かえていたら、私の今は違ったかもしれないなぁ。。。と思いました。
そう考えると、
あのとき、松本にキグレサーカスがテントをはっていなかったら。
三年後、キグレサーカスが経営危機に陥らなかったら。
マイミストの清水きよし先生に出会わなかったら・・・。
「もしも、あのとき。」あとから考えると分岐だったという地点はたくさんあるんだなぁと思います。
一生懸命頑張ってできるようになった芸で公にしないまま、できなくなってしまったものがある
ということは 残念で、それでよかったのかなぁ?と思うこともあるけど、
迷って違う選択をした分、
得たものもある。
身につけてきた芸を大事にしながら、
これからも公演を続けていきたい
と思います!
黒姫童話館公演は7月17日です!
前回に引き続き、おばあちゃんのお話、演じていきます。
ひろみ