マイムのこと2
先週に引き続き マイムの勉強。
二時間のうちで今まで知らない多くのことを学んでいるから、逃さないようにしたいと。思っています。
今日は舞台の空間の使い方で 観客の印象がぐっと変わる ということを知りました。無対象(ものがないところでものを表現する)と、そのものが場面がかわるまで観客の記憶に残り続ける。ものがなくても、ものがあるように舞台の使い方を考えていくのかぁと、目から鱗でした。でも、実際に本棚を舞台の正面右前に配置したら、本を入れたり、出したりする動作や表情は見えないけれど、マイム作った棚では見える。(棚はあるけどないから)。やっぱりマイムの世界ておもしろい

あと今日、なんとなく気がついたのは
私の作品作りには観客の視点が足りていないかもしれない。
ということ。
自分のことは見えないから不便だなぁ。
世阿弥の言葉で「離見の見」というのがあるそうです。離れたところから自分を見つめている目を持って、能を舞うということだそうです。
舞台の上の自分を離れたところから見ているような視点を意識してみようっと思います。