ツェンドアユーシ先生のこと


私のすぐあとに モンゴルサーカスに留学した 女性と再会する機会がありました。
話題はいろいろでしたが

感激したのは なくなられたツェンドアユーシ先生の話がでたこと。モンゴルサーカスの母と言われた彼女に最後に会った日本人が私以外にいたことがうれしくてうれしくて。。。
毎朝早くから、一生懸命ラクダとサーカス学校の生徒のアクロバットの指導をしていた彼女の姿を思い出しました。厚いストールを肩に巻いて。まっすぐな眼で動物と生徒を見つめていた。モンゴルサーカスのフフテンゲル(青い屋根)と一緒ににあった彼女の人生。彼女の当時のわたしの芸に対する批評「普通の人よりはすごくなったけど、アーティストとしてはまだまだね。」
が耳に残ります。
あれから、もうすぐ10年です。
先生、あたしは よいジュッチクチン(演技者)になれましたか。
あなたがそこに生きていた。それだけで心があったかい。
あなたがそこに生きていた。それだけで心がひきしまる。

モンゴルで
モスクワで
日本で
たくさんの人と共有してきた その時間にありがとう。

まだまだ旅を続けていきたいです。

ひろみ




2010年12月21日 Posted by香山ひまわり at 06:43 │Comments(0)

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