スタッフ記録

3日間、勉強のためにスタッフを引き受けた。
徒然と記録。

7月25日1時日野へ。道具の積み込みをして同乗者を乗せて東中野のポレポレ坐へ移動。
途中で、事故渋滞にあい、調布まで5分が40分かかる。降りることもできないし、にっちもさっちもいかない。
あとで、ほかのスタッフの方に「現場へ向かうときは、高速はつかわないほうがよい」と教えていただく。
何かあったときにほかに逃げ道がないからということ。
下道ならば、例えば車をおいて電車でいく。例えば脇道を探す。同乗者の出演者だけ、公共機関で行ってもらう。
など、ほかに選択肢があるからだそうです。なるほどなーと思う。
急がば回れということか。と思う。

もしかしたら、生きるということも同じかもな なんて、大きいことを今、思った。
最短コースは、ゴールまでの距離は近いかもしれないけれど、ほかに選択肢がなく、どこかで行き詰まったら、ほかに道がない。
ゆっくりゆっくりの下道コースは、行き着くまでにいくつも道があるのかもしれないな。と、焦って最短コースを選ぶよりも
時間がかかるように見えるかもしれないけれど、選択の幅を残しながら、進んでいけたらいいな。
なんてね。

ついたのが4時あらかたの仕込みはありがたいことに終わっていて、通し稽古をしながら照明を担当させてもらう。

7時30分開演。会場は満席だった。
出演者の一糸堂さんのお人柄もあるな。と思う。

照明は、どきどきしながら無事に務める。
小心者なので、FOなどがちゅうちょなく、ずばっとできない。
はっきりしっかり、お客さんに意思を伝える。演者でも、スタッフでも同じ。

公演終了後、バラシ。これまた色々ほかのスタッフの方に教わる。
自分の照明機材が最低限の使い方がわかった。
このような機会を与えてくれた一糸堂さんに感謝。

26日お昼から長野へ向かう。
黒姫童話館の定期公演。今年は5月一回だけの私の公演のお休み期間に公演を引き受けてくださったのは
引き続き一糸堂さん。今回、私はスタッフ。しかし、私は、照明、音響機材の仕込みなどがちんぷんかんぷんなので、
長野の知人に助けてもらう。スタッフになると、また童話館の舞台が違って見えてとても楽しい。
階段の置く位置、照明など工夫するだけでずいぶん作品の見え方が違う。
照明機材、音響機材の仕込み方も学ぶ。
三年間黒姫の舞台をお借りしてきて、スタッフ側の苦労はまったく知らないままだった。
よいスタッフに恵まれてきたことに本当に感謝です。


終演は16時、それから片付けをして、17時→信濃町→日野→青梅 帰宅。

本当に多くのことを学べて楽しい時間でした。

自分の舞台をつくるために、よりよいものにしていくために、まだまだ学ぶことはたくさんあります。

公演もスタッフも企画も 仕事の中で学ぶことも多いのだ。と感じています。

また頑張るぞ!


ひまわり









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2014年07月27日 Posted by香山ひまわり at 23:19 │Comments(0)スタッフ記録

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