道化師・ひとり道化芝居 ~自分の舞台をこんな風に考えてる。~
人の中で、道化師 というと、 赤い鼻をつけて、派手なメイクをして、
どた靴をはいて 元気いっぱいにサーカスを飛びまわっている そんなクラウンのイメージかな。
それとも、白い服をきて、悲しみをいっぱいにたたえた愚かなピエロのイメージかな。
私自身はキグレサーカスで、ピエロのマルちゃんという名前で、舞台に出ていて、
それはとっても元気で、楽しくて華やかで。毎日毎日舞台に立ってそんな仕事はとっても大好きな時間だった。
いまでも、ミニサーカス劇場「ぽれぽれタイム」のTommy☆×ひまわりでは、そんな古典のクラウンの
スタイルで舞台にたちます。
でも、
私のひとり道化芝居はそんな感じとちょっと違う。
「おばあちゃんの秘密は
途中でサーカスの道化師が登場するけれど。
ただおばあちゃんが掃除しにきた・・・
そのふつうの日常の中に 笑の要素がいっぱいつまっていて、
おばあちゃんは 楽しいやつで、ユーモアがあって、
今 日常を生きているんだよなぁ。
「おひとりさまサーカス」や「ころりんぴーひゃらりん」
も赤い鼻をつけたり、曲芸をやったりするんだけど、
舞台におくれてしまったり、忘れ物したり、でも、一生懸命
みんなに芸を見せようとする そういう 「ひまわりさん」 自身が
とってもチャーミングだなぁと思っていて。
これって私の中で、
道化師の先輩や先生たちが教えてくれた道化師の価値観とぴったりあっている。
ということで、ひとり道化芝居。
ちょっぴり新しい?ちょっぴり個性的?
わからないのだけど、この舞台は、自分で企画しないと
どこかで呼んでもらうって難しいのかなと思い、自分で企画しました。
あと一か月、舞台の中身をもっともっと自分の想うものに近づくように いっぱい実験したり 稽古したり、
遊んだりして 当日を迎えたいと思っています。
ここまで読んでくれた方いたら、ありがとう。
良かったら、舞台へ観に来てください。
香山ひまわり

