3年目の黒姫童話館
5月4日3年目の黒姫童話館定期公演。
いろいろ考えた結果、今まで上演してきたおばあちゃんの秘密ではなく、
クラウンのショーを新しく作った。
もうはじまりの時間なのに全然準備ができてないというお話。
帽子も赤い鼻も忘れ、ジャケットもうまく着れない。
まるで、私本人のようなクラウン。
全体を通してみて、あれ?なんだか縦の糸が弱い。
と感じた。舞台全体を通しての縦の糸。
ここはどこで。彼女は誰なのか。なんでそこに出てきたのか。
作品を通した縦の糸が弱いと、なんとなく物足りない感じになってしまう。
それが課題。
それが伝えられるのが舞台のよさなので。
今までやってきた作品でない作品を上演したら、
なんだか一年目のような初心に戻った。
サーカスを辞めてから一人でやるようになって三年目。
課題がみえるのは、
一歩あがるための階段なのかな?
長野子ども白書2013という本に黒姫童話館公演のことを中心に
寄稿しました。長野県内の書店で販売されるそうです。
http://naganonokodomo.moo.jp/kodomo/hakusho//
長野に住んでいない私を長野の方々が応援してくださることには
いつも感謝です。
香山ひまわり