公演記録 2016.10.30 高麗神社 1300年祭お手伝い
飯能・日高地域は、昔、高麗郡と呼ばれる、朝鮮半島からの渡来人が中心になって
開拓された地域なのだそうです。今年は高麗郡が建国されてから1300年ということで、
地域の人や今も残る高麗神社さんを中心に1300年の記念行事が一年を通して開催!
ひょんなことから、このお祭りのフィナーレとして開かれた行事にかかわらせていただきました。
古代装束絵巻と名付けられた 古代装束を再現した衣装のファッションショーでした。
じつは、
5世紀後半の高句麗時代の壁画が韓国の水山里塚に残っていて、
そこには壁画の上段には高足曲芸をおこなう場面が、下段には
5つの和や小さな輪のついた棒を投げる玉取りの場面が描かれているそうです。
その絵巻の再現ということで、
古代装束をまとった地域の方たちと一緒に境内で開かれたファッションショーに出演。
私は、球を、友人は足長をはきました。
その時、壁画の解説をしてくださった大学の先生によると、
この曲芸は今のような娯楽とは違い、宗教的な意味合いを持っていたそうです。
そんな古い時代の壁画に今、自分がやっているような曲芸が登場していることは
とても驚きでした。
そして、みんな古代装束を身にまとってみんなニコニコと笑っているのを見て、
悠久の歴史に思いを馳せるってなんて素敵なんだと思いました。
解説の中で、日本は溜まる文化というのが印象的でした。
人や物が海を渡ってたくさん入ってきて、この地で熟成されてきた文化を
私たちはもっともっと思いをやっていきたいな。改めて思いました。
もっと歴史にも興味を持ちたいな。
香山ひまわり